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ミニマル・ミュージックをベースに数々の作品を生み出す作曲家・久石譲が、2009年、
クラシックの指揮者デビューを果たした。
このアルバムシリーズは、久石譲がクラシック指揮者として演奏したオーケストラのコンサートをライブ録音し、会場の感動をそのままに、アルバム化したものである。
「学生当時は、クラシック音楽には見向きもせず、前衛音楽ばかりに夢中になっていた」という久石が、いつしか意識し始めたクラシック音楽の偉大さ。
映画音楽やCM曲、ポップスから現代曲の作品まで、幅広いジャンルの楽曲を独自の世界で作りつづける久石だからこそ感じたクラシックの素晴らしさを、作曲家独自の解釈で指揮者として表現することによって多くの人と共有したい。そんな熱い想いが詰め込まれている。
古典作品(クラシック)に、久石譲が新しい生命を吹き込む!! 現代(いま)の時代の「音楽」を……。
クラシック作品でありながら、新しい!!――その新たな視点で捉えたアプローチは、聴く者を久石ワールドに連れ込むであろう。そして、作曲家だからこそわかる偉人達の作品の凄さを、≪クラシック愛好家≫にはもちろんのこと、かつて久石自身がそうであったように≪クラシック初心者≫にもわかりやすく、豊富な経験と知識をもとに新鮮な感覚をもって、存分に魅力を届けてくれるコンセプチュアルなアルバムである。

作曲家として、この曲を分析しながら感じていたことを話そうと思います。
ただし、非常に個人的かもしれませんが、それが僕の「音楽」です。
2009年 久石譲


久石譲 指揮/東京フィルハーモニー交響楽団 演奏
(2009年5月24日 サントリーホール ライブ録音)
・カタログ番号:WRCT−2001
・価格:定価2,000円 (税抜価格1,905円)
・POSコード:4545822020011
・発売予定:2010年7月28日(水)
■ドヴォルザーク/交響曲第9番≪新世界より≫
ドヴォルザークはチェコの偉大な作曲家だ。彼は今で言う最も優れたキャッチーな作曲家であろう。スコアを追っていくとよくわかるのだが、とても緻密に、色々なモティーフ(音型)を散りばめ、沢山構築している。ところが、幸か不幸か、あまりにもメロディがキャッチーすぎるため、我々はその裏側に隠された彼の緻密さになかなか気づくことができないのである。
■シューベルト/交響曲第7番≪未完成≫
シューベルトの一番わかりやすい天才的な部分は、ハーモニー感覚の凄さだ。普通は、ある調からある調に移るには正当な手続きを踏んで新たなキーに転調するように書くのだが、シューベルトはたった一音で次の調に自然に転調してしまう。これほどの天才は他に見たことがない。
2009年5月24日 サントリーホール 久石譲プレトークより抜粋

久石譲 指揮/東京フィルハーモニー交響楽団 演奏
(2010年2月16日 サントリーホール ライブ録音)
・カタログ番号:WRCT−2002
・価格:定価2,000円 (税抜価格1,905円)
・POSコード:4545822020028
・発売予定:2010年9月1日
・Joe Hisaishi Classics第2弾は、より良い作品になるために発売延期となりました。
発売日は決定次第お知らせいたします。大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
今しばらくお待ちください。
■ブラームス/交響曲第1番
ブラームスはまさに地上の音楽である。例え天地創造を謳ったとしても、この北ドイツのハンブルクで生まれた天才の音楽には、悩み苦しみ希望に向かって生きていく、
地に足をつけた人間の姿がそこにある。だからこそ人はその音楽に共感し感動するのではないだろうか。
■モーツァルト/交響曲第40番
曲の美しさと完成度は人類が到達できる最高峰のものであることは間違いない。しかし、この名曲は同時に当時では考えられない調性の実験をしている。
……展開部では刺激的な転調を重ねながら対位法的な声部の交差で劇的なクライマックスへと上り詰める。これは全てを超越したまさに天上の音楽である。
2010年2月16日 サントリーホール 久石譲プレトークより抜粋
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