ロンドン現場レポート≪前半≫
同行スタッフYです。
レコーディングを終え、一足先に帰国いたしました。
熱気の冷めやらぬうちに、現場レポートをさせていただきたいと思います!
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久石がロンドンに到着したのは、レコーディングの2日前。
終始リラックスした様子で、一年ぶりのロンドンの景色を眺めながら、大きく深呼吸。
天気の良い爽やかな日が続いていたロンドンの空気を肌で感じておりました。
しかしそんな休息も束の間。
すぐさまピアノ練習のためスタジオに籠りました。
精力的に音を追求する姿勢は、どの国にいても変わりません。
そして、翌日。
どことなく具合の悪そうな久石。
日本での激務や旅の疲れがでてしまったのか、少し調子がよくないんだ…とのこと。
この日は次の日から始まるレコーディングに備え、
ホテルの自室にこもり、ずっと譜面に向かっておりました。
そして夜はまたピアノの練習へ。
体調を心配する周りのスタッフをよそに、ノンストップで突き進む久石。
それでも夜はしっかり休まれ、英気を養い、
次の日の朝には晴れやかな笑顔で登場!
さぁ、ロンドンレコーディングの始まりです!
<レコーディング初日>
約1年ぶりのAbbey Road Studio、そしてLondon Symphony Orchestra(以下LSO)の面々。
久石からの英語の挨拶で、レコーディングは幕を開けました。
「去年のミニマリズムとは違い、これまで映画やCMで書いてきた僕の『メロディ』を前面に押し出したアルバムになる予定です。」
私たちには大変馴染み深い久石メロディの数々ですが、もしかしたら一度も耳にした事のないオーケストラメンバーも多かったことと思います。
彼らによって演奏される新しいサウンドの可能性に、我々同行スタッフの期待も高まります。
この日は4曲。
最初の1曲が奏でられた瞬間、
LSOの重厚な響きに圧倒されました。
天井の高いAbbey Road Studio Oneに響き渡る音、音、音。
その音は心の琴線にまっすぐに触れ、思わず泣いてしまいそうな程でした。
限られた時間の中で、どんどんとレコーディングは進んで行きます。
この日は長編の作品も多く、大変張りつめた空気のなかでしたが、久石やオーケストラの集中力は決して切れる事はなく、無事に4曲を録り終えました。
≪後半≫へつづく・・・

