北京コンサートレポート
日本に比べて北京は寒いです。昼間も氷点下に近い北京のホテルに到着し、早速記者会見が行われました。北京公演のチケットはSold out 、テレビをはじめ、雑誌、新聞、インターネットの記者が沢山取材に来ていました。
今回共演するチャイナ・フィル・ハーモニーとは、映画『A Chinese Tall Story』、『叔母さんのポストモダン生活』のサウンドトラック録音のとき以来でしたが、コンサートは初めてでした。
リハーサルは2日間に渡り行われ、久石は指揮の振り方に気をつけていたようです。
「久石譲は明日のジョーだな」っと、冗談もでるほど“基本に忠実に”以前よりも返しの部分をより強調するようにしていました。
12月2日、保利劇場で行われたコンサートは、素晴らしい天気に恵まれ、十分な準備の中で本番に臨むことができました。けれども実際コンサートが始まってみると、初めの2曲が終わりステージ下手に戻ってきたときには、いまいち満足していない様子の久石。ステージに出て行ったときの歓声はとても大きかったのですが、曲を演奏し終わったときの観客の反応がそれほどでもなかったのです。会場の皆さんはフルオーケストラのコンサートにどう反応していいのか分からないようでした。それとも、最初の2曲の大迫力に、圧倒されてしまったのでしょうか???
コンサートが進むにつれ、次第に拍手が大きくなり、“いつもの感じ”になってきました。ピアノソロを弾き終えた頃には歓声に近くなり、2部が終わるとアンコールコールまでわき起こり、どうやら北京の方々はスロースターターのようです。結果、コンサートは大成功と言ってもいい形で終了しました。
今回の北京では、久石のファンが中国本土にもいることがとても伝わってきて、もちろん北京で食べる中華は最高!また、久石が音楽を手掛けた中国映画の関係者の方々も駆けつけてくれたりと、久石にとって非常に良い思い出になっているのではないでしょうか。
次回は上海です。乞うご期待!

