2月16日(火)サントリーホール。
昨年1月20日に開催した「OTTAVA 1st. Anniversary あの名曲シリーズ」コンサートでベートーヴェンの「運命」の指揮を振って以来、クラシックの指揮者としての活動も精力的に行ってきた久石譲。
この約1年間の集大成ともいえるクラシックコンサート「久石譲 Classics vol.2」をこの日、東京サントリーホールで行いました!
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん。演奏曲は久石が1月末から約2週間で書き上げた渾身の力作「弦楽オーケストラのための『螺旋』」、モーツァルトの「交響曲第40番」、そしてブラームスの「交響曲第1番」です。
19時の開演時間を迎えステージに立った久石は、自身の観点から各楽曲を解説。普段クラシックに馴染みの無いお客様にもリラックスして聴いていただけるようにと、噛み砕きつつもポイントを押さえたプレトークで幕を開けました。
そして、いよいよ開演、ミニマルミュージックの手法と不協和音が混在した作品「螺旋」も、モーツァルトもブラームスも、それぞれ個性豊かな演奏で聴き応えのある名演!!
舞台袖の小窓から見た、久石・奏者・観客が真剣に各楽曲に向き合うその姿はとても印象的でした。
終演後、沢山の大きな拍手を背に受け、滝のような汗とともに楽屋へ入ってきた久石からは「やりきった」感の表情。納得のいく演奏が出来たようです!!
久石は我々スタッフも常に驚かされるのですが、勤勉で努力家です。今回もスコアに、ノートに、細かく奇麗に楽曲分析の後と消しゴムのカスが残っているのを目にしました。
おそらく心身ともに大きなプレッシャーを抱えて迎えることになった2月16日の19時だったと思いますが、その努力の蓄積はしっかりとステージ状で開花されたのではないでしょうか。真面目に努力しなければ良い結果は手に入らない。努力すればそれだけの見返りはある!というのを今回も目の当たりにした瞬間でした。
でもこのコンサートの成功は、個人の努力だけでは成立せず、観客の皆さん、オーケストラの皆さん、スタッフの皆さん、関係各社の皆さんのおかげであったことは言うまでもありません。沢山の声援、拍手、応援、メッセージをありがとうございました。昨年の9月に「ミニマリズムツアー」を終えた後も、12月、2010年1月、2月とコンサート三昧だった日々もひとまずこれにて一段落です。
明日からは早速、映画の作曲に入ります。来月レコーディングですから!!
次にコンサート会場で皆様にお目にかかれる日も現在調整中です。詳細決まり次第、このホームページでも情報をUPしていきますので、どうぞ首を長くしてお待ち下さいませ!

2/13(土)、Classics Vol.2コンサートのリハーサル初日です。
ここ数日、自宅のスタジオにこもり、楽曲分析に力を注いでいた久石が、ブラームス交響曲第1番とモーツァルト交響曲第40番をどう料理するのか!そして更にもうひとつ、このコンサートのために書き上げた新曲、「弦楽オーケストラのための『螺旋』」がどのような音楽として形を成すのか!とても楽しみでなりません。

豊嶋泰嗣さんのソロヴァイオリンとオーケストラによる久石譲の最新作「Winter Garden」の演奏も3回目にして早くもラストステージを迎える日が来ました。
ミニマルミュージックのテイスト色濃い本作品は8分の15拍子や8分の6拍子も伴う難解な現代曲。
しかしながらさすが豊嶋さん、そして新日本フィルの皆さんです。
1月3日のリハーサルから演奏のクオリティもさらにアップし、見事に表現していました。
演奏後の舞台裏では豊嶋さんと久石との堅い握手も交わされ、両者に笑みがこぼれました。
バレエ音楽「火の鳥」から久石譲の最新作「Winter Garden」、そして「坂の上の雲 組曲」に「箱根駅伝」、千と千尋の神隠しより「あの夏へ」まで、
一回のコンサートでこんなに幅広いジャンルを取り上げるコンサートはなかなか類がないのでは?
新年のお年玉コンサートと感じてくれたら幸いです!本年も宜しくお願い申し上げます。
長野も観客の皆様に暖かい拍手をいただき、大変良いスタートを切ることができたこのニューイヤーコンサート。
続いて翌日はサントリーホールです。
7日、長野から東京駅の新幹線で横川の釜飯を完食(K後藤さんが朝工場から買って来てくださいました!)
朝から風邪気味だった久石はこの釜飯で元気を取り戻し、風邪薬を飲んで少し体を休ませます。
サントリーホール到着。火の鳥からポイントをおさえたゲネプロがスタート。少し早めに終わりあとは本番に向けて集中します。
そして開演。一部二部ともに壮大なスケールかつ迫力の演奏でサントリーホールは幕を閉じました。
New Year Concert開幕!
1月6日、雪がうっすらと散らつく長野駅へ到着。
刺すようなキリっとした寒さ。
2010年のコンサート一本目は久石の故郷、長野県から始まりました。
今回、改訂初演の「Winter Garden」(全三楽章)はまるでこの日のために演奏される日を待っていたかのよう。雪景色広がる地で初演を迎えました。
ヴァイオリンソロパートを担うソロコンサートマスターの豊嶋さんを筆頭に新日本フィルの皆さんと久石とで見事緊張感あるこの新作を弾ききりました!
2時間強のコンサートは大成功!
2010年良い幕開けを迎えることができました!明日は東京。
サントリーホールにいらっしゃる皆さんもどうぞ楽しみにしていてください!
今夜の食事のシメには久石さんのお母様からの差し入れ「おやき」を皆で戴きました。
茄子や切り干し大根やアズキ!
もちもちの生地のおやきは最高に美味しかったです!